VSUG DAY 2006

VSUG DAY 2006に会社の若い?女の子といってきました。
(親子に見えてたりして・・・)
非常にためになったのですが、午後はAトラックとBトラックで別の内容を同じ時間でやっていたので、どちらか片方しか見れないのが残念でした。
Bトラックも見たかった。

内容の超要約(思いっきり主観込み)

午前1 新しいユーザーインタフェースの可能性
  • Vistaは、3Dや動画を使ったど派手なUIができる。(.NET Framework3.0のWPF)
  • WPFは、Vista,XP,Server2003で使えるようになる。
  • WPFでUIと実装を分離(XAML,保守性向上,デザイナさんと分業)
  • 実装(コード)は、Visual Studio で俺様がやるから、UIのデザインは、「Microsoft Expression」でデザイナさんよろしく!
  • Vista,XP,Server2003以外は、「WPF/E」をまっててね。
  • WPF/E = リッチWebアプリ ってことは、Microsoftが作るFlashみたいなもの?
午前2 .NET開発者におくるORACLE最新事情
  • Oracle = 高価、大規模用。これは認識違い
  • 小規模な会社でも実は、Oracleがサポートしているぐらいの規模が必要ですよ。
  • だって、データが消えたら嫌でしょ。それにシステム規模は年々大きくなるし。
  • そこまで考えるとOracleは、実は高くないですよ。
  • Oracleは、.NETからも効率よく使えますよ。
  • Oracleとの接続は、Oracle製のモジュールを使うほうが効率がいいですよ。(ODP.NET)
  • Visual StudioからOracleの操作をするアドオンがあるから使ってね。でも、VS2005用はもう少し待ってね(ODT)
  • Oracleでも VBC#でストアドが書けますよ。(ODE.NET)
  • PL/SQL開発者向けに「Oracle SQL Developer(無償)」を用意したから使ってね。
  • クライアントは、Visual Studioで。サーバは、Oracleで。
  • Oracle導入の相談は、Oracle Directへお電話を
午後Aトラック1 C#3.0の言語統合クエリ(LINQ)
  • LINQ = なんでもSQLでアクセス。
  • 対象
    • 配列
    • コレクション
    • データベース(DLINQ)
    • XML(XLINQ)
    • etc(ファイル、レジストリ、リフレクション 等々)
  • LINQ結果セットをLINQでクエリも可
  • Data Bindingでコントロールと結合
  • 弱点(オプティマイザが無い)
    • 何でもテーブルスキャン
    • インデックスの恩恵無し
    • 大きなものに使わないのが前提
  • 利点
    • LINQ覚えれば、同じ構文でDBアクセス(検索、更新)
    • でも、いまはSQL Serverのみ対応
    • XMLLINQでLink(クエリ&生成)
  • その他
    • まだCTPですが、みんなで使ってバグ出ししよう!。
午後Aトラック2 Visual StudioユーザーのためのAjax講座
  • Ajax = JavaScriptを使って非同期通信
  • 非同期通信により、必要なときに、必要な部分だけ更新(いままではページ全体を更新)

AjaxASP.NET 2.0で実現するには?

  • クライアントコールバック可能なコントロールを使う。
    • DataGridView, DetailsView, TreeView(EnableSortingAndPagingCallbacksプロパティ)
    • 更新タイミングが限られているのが欠点
  • クライアントコールバックを実装(JavaScript)
    • ICallbackEventHandler, ClientScriptManager,JSON
    • 手軽ではないのが欠点
  • "Atlas" Aprill CTP(フレームワーク)
    • サーバセントリックモデル
      • 従来のページ更新を一部分のみでおこなっているイメージ
    • クライアントセントリックモデル
      • データだけやり取りして、クライアントロジックで更新(C/Sと似ている)
    • LiveControls 1.0J(コンポーネント)
  • GrapeCity LiveControls を使えばもっと簡単になる。
    • 標準コントロールを置き換えるだけ
    • ASP.NETの開発モデルで開発し、実行時は、クライアントセントリックのような動作
  • Ajaxの落とし穴
    • ページが遷移しない。
    • 通信量は減るが、通信回数が増加
午後Aトラック3 インテルソフトウエア開発製品を使用したマルチ・スレッドアプリケーションの開発
  • ソフトウェア開発サイクルに、「パフォーマンスチューニング/最適化」を追加しましょう。
  • マルチコア・プロセッサの能力を生かすのは、スレッドがポイント
  • インテルソフトウェア開発製品を使えば、プロセッサの性能を生かせます。
  • インテルソフトウェア開発製品は、スレッド、クラスター、マルチプラットフォーム(Windows,Linux,MacOS)対応